9月15日コロケットが京都へ

 

 

 

 

 

 

まだ建築中のお宅に設置させていただきました。

山の中腹にある広々とした空間に建つ新築邸でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もともとお客様からコロケットの排気煙突をヒートベンチとして使えないかのご質問をいただき、横引きの可能なコロケットは施工は可能ですが、着火時の問題等総合的に考慮すると難しい問題が何点か出てくるので現実的でないとの結論からそれはやめになりました。

まず、煙突を下に通さずともコロケットの熱量だけで充分部屋は温まりますのでメンテナンスのしにくいベンチ下等に入れてしまうと後のすす掃除も大変になります。

また、空気の流れも燃え盛る状態では煙突に向かって引かれて行きますが、着火時のまだ炉が温まっていない場合には空気は出口に近い扉の方へ向かってきます。

等々の事からヒートベンチを設置しているカフェですらその前に普通の椅子を設置されているのが現実です。

こちらのご家庭ではヒートベンチではないけれども壁からベンチが出ているように設計されておりくつろぎやすい空間がひろがっていました。

薪ストーブの傍らでちょっと腰を掛けるも良し、少し横になるのも良しで考えられた構造だと感心致しました。

自然と隣り合わせた環境の中でコロケットは威力を発揮できると思います。