コロケットは1月

 宮城県へ行って来ました。

 

雪が積もる宮城県は仙台にある

某木工製作所様へ行ってきました。

工場の中で働く方々の暖をとりながら、

工場から出るいろいろな材木

大事な燃料に早変わりしています。

木の香り漂う工場からは様々な形状で

様々な材質の端材がどんどん出てきます。

コロケットにとってはこんなご馳走はないです。

しかも裏が住宅地とあり、煙には周囲の方々を始め皆様が敏感になっておられました。


 

 

 

 

 

正直、乾いた規定の薪でない場合全く煙が着火時から見えないという

事は、断言しにくいのです。というのは様々な環境・または燃焼の仕方で

異なってくるのです。

毎日、燃焼に携わっている方でも気温・薪の条件で同じ燃え方をさせるのは

なかなか難しい事です。しかし、コロケットは煙をいかに少なくさせるかに

日々研究をしております。

こんなものも、あんなものもより煙が出ないように工夫されていますので、

最小限にとどめることが可能になっているのです。

まず、鋳物のストーブで薪を考えずに投入すれば直ぐに壊れしまいます。

温度が上がり過ぎると鋳物自体が曲がってしまう上に、煙が熱いままに

煙突を通して出て行くわけですから煙突も真っ赤になり、ひどい場合

家の屋根に上がった煙突から火を噴いてしまうことさえあるのです。

こんな状態では、生きた心地しませんよね。

なので従来のストーブには乾燥した広葉樹だけを入れてくださいという

縛りが出てくるのです。針葉樹(松等)は急激にストーブ内で温度が上がり

ストーブが壊れるだけでなく、松から出たやにが煙突の中にベッタリと

タール状にへばりついて抜けが悪くなるのです。

また、湿った薪を投入すると水分に熱が取られますので熱効率も悪くなるということです。